「これからの1000年を紡ぐ企業認定」第3回認定企業について

第三回「これからの1000年を紡ぐ企業認定」審査会による審査の結果、3社の認定企業が発表されました。

有限会社 セメントプロデュースデザイン
特定非営利活動法人 寺子屋プロジェクト
株式会社 日本の窓
(50音順)

認定企業各社のご紹介
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有限会社セメントプロデュースデザイン 代表取締役 金谷勉様

日本の製造業とデザイン業との新たな関係づくりにより、持続可能な需要創出を目指す

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○ 事業概要
京都・大阪・東京・岐阜を拠点にグラフィック、WEB、プロダクトなどのデザインワークを軸に、企業や商業施設の広告プロモーション、各種メーカーとの商品開発を行います。
また日本各地の地場産業の発展と継続を目的とした「みんなの地域産業協業活動」に取り組んでいます。産地で培われた技術を生かして商品開発を行い、新たな市場づくりを目指します。

○事業を通じて実現したい未来
地場産業との協業を軸に、未来へ続く基盤を形成し、日本の商業がより良い循環になることを目指して「考動」しています。デザイン業が途切れることのない仕組みを作り、日本で9割を占める中小企業が生きていけるミチを、これからも模索・提案し続けます。

○審査会での評価ポイント
京都の伝統産業をはじめ、日本の地場産業の産地は優れた素材と技術を有しているものの、事業継続が難しくなっています。産地の技術を活かし、自社で企画、デザインから販売・PRまでの商流を一貫してプロデュースすることで、理念をビジネスとして形にし、新たな市場を生み出している点を評価しました。

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特定非営利活動法人 寺子屋プロジェクト
代表理事 荒木勇輝様

子どもと大人が学び合う「現代の寺子屋」

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○ 事業概要
実際のお寺を会場とした現代の寺子屋「Tera school」のモデルづくりと展開を行っているNPOです。「全員が学習者」をコンセプトとし、子どもから大人まで幅広い世代の参加者が集まる学びの場を実現しています。また、お寺や自治体などと連携し、全国各地で新たに子育て/教育の場を創出しようとする人たちをサポートする開設支援事業を行っています。
スタッフに限らず、より多くの人が教育・子育てに関われるよう、教育に関心を持つ個人/法人向けの勉強会やワークショップの企画、そうした人たちによる学びの場づくりを支援するコミュニティデザイン活動にも取り組んでいます。

○事業を通じて実現したい未来
江戸時代の寺子屋がお寺で始まって全国に広がったように、より良い学びの場のモデルをつくり、全国に広げていくことが私たちのミッションです。将来的には、さまざまな団体と協働して、「みんなが学び続け、みんなが子育てに関われる社会をつくる」ことを目指しています。

○審査会での評価ポイント
親の経済環境に基づく教育格差の連鎖が社会の問題となっています。教育・子育てに関心を持つ地域の大人と、教育機会に恵まれない子どもたちを、お寺という社会資本を通じて結びつけることで、地域が抱えるコミュニティの活性化という課題も含めて解決している点を評価しました。

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株式会社 日本の窓
代表取締役 アブラハム ルガシ様

Touching Lives ~魂にふれる旅、人類の未来のために~

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○ 事業概要
2005年創業。主に欧米地域からの訪日外国人を取り扱う旅行会社。
「本当に日本の文化を理解しようとする外国人」を対象にしフルカスタマイズのオーダーメイドツアーを企画、提供。ゲストの日本滞在中も、24時間フルサポートを行う。培ってきた企画力・手配力・ホスピタリティなどのノウハウを総合的に活かしながら、相手の期待を上回るような質の高い企画を提供している。

○事業を通じて実現したい未来
ツーリズムとは、旅行する人、受入れる側の相互作用。私たちは、本当に日本の文化を理解しようとするゲストを地域に連れて行く責任がある。地域の生活や文化を理解し、感動すれば、その文化を守りたいと考えるようになる。このような、双方にとってバランスのとれたツーリズムを目指します。

○審査会での評価ポイント
現在の観光業界は、経済面で地域の需要を創出する一方、観光客の急激な増加によって地域の人々の暮らしや伝統が壊されてしまうケースも増えています。創業時から明確なビジョンを持ち、旅本来の姿である「人と人の出会い」を大切に考えてツアーを提供し、ビジネスを通じて日本の文化を世界に伝えている点を評価しました。

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今後、認定企業の代表者の方々の記事を掲載予定です。どうぞお楽しみに!

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第三回認定