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経営理念
いつも社会と共鳴する企業をめざし、社会貢献と事業がシンクロナイズする姿を追い求めています
車に例えると社会貢献と事業は車の両輪。創業時から継続支援している障がい者シンクロナイズドスイミング(現、パラアーティスティックスイミング)は、プールの中で障がいの有無に関係なく演技している姿が当社が目指す姿であると考えての企業理念。
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社会課題の解決
後世に防災意識を伝え、開発途上国や障がい者の支援にも取り組む
◆障がい者の方の社会活動(就労・スポーツ)支援
◆防災意識の普及啓発活動(被災地復興支援)
◆地域の社会的課題解決(宮津市)
◆開発途上国支援活動
── どのような取組をしていますか?
◆障がい者の方の社会活動(就労・スポーツ)支援:
①防災用品を中心とした軽作業は障がい者施設にて行っています。防災用品収納箱は広島(折り鶴再利用作業)、京都(箱に紐通し作業)の障がい者施設での就労支援に留まらず、世界中から届く平和への想い、障がい者の就労への想い、当社から日本中の企業へ防災の想い、つまり「想いのリサイクル」として広く伝える活動も行っています。
②スポーツ支援:支援活動は業績には関係なく、継続支援に力を注いでいます。その結果、第1回関西スポーツ応援企業・特別賞を受賞しました。
◆防災意識の普及啓発活動(被災地復興支援):現在でも東日本大震災の被災地、熊本地震被災地に通って当時の困りごとについてのヒヤリングを行うことで得られた情報を学校等色々な場面で伝えています。又、ヒヤリング時には現地の特産物を大量に購入(棚にある物を全て購入など大人買い)し、顧客企業訪問時には震災復興、風評被害の現状などを説明しながら購入した物を渡しています。ヒヤリングを続ける事でほんとに必要な防災用品の開発に結びつけています。
◆地域の社会的課題解決(宮津市):京都市内の町家開放から人と人が交流する大切さを知り、新たに宮津市の拠点では都市部の人と交流する場を設けています。交流だけではなく、少子化、空家、獣害、プラごみ等の社会的課題を都市部の人に見て、感じてもらうため「丹後由良・ふれあい村歩き」も行っています。
◆開発途上国支援活動:公益財団法人国際開発救援財団(山崎製パンが母体)と連携をはかり、学校建設、小児科病棟支援などを継続しています(2023年も寄付予定)
── どのような成果が生まれていますか?
◆全国に支援者の輪:各種社会貢献活動を継続することで、支援者(企業)が日本中に広がり、顧客紹介、オフィス用品の優先調達をして頂いています。
◆従業員の意識改革:活動がメディアで紹介、SNSで配信することで社外の多くの人から褒められる事が増え、従業員が社会貢献の大切さ、企業のあるべき姿などの意識が変わりました。
◆オリジナル防災用品の開発と社会的使命:被災地から生まれた防災用品は、売上・利益だけではない後世に防災意識を伝えることの大切さも意識した商品になり、内閣府(防災担当)、全国の行政などから高い評価を頂いています。キャッチコピー「防災意識を持ち歩く」として、広く普及する活動も行うことが出来ています。 -
従業員・顧客・取引先への配慮
創業時からベンチャー企業では日本初の社会貢献室を設置
【組織体制の強化】創業時からベンチャー企業では日本初の社会貢献室を設けて活動することで、従業員には当社の方向性を伝えることが出来ています。地域社会に対しては、中小企業でも社会貢献活動を行える事例企業(模範企業)として広く知られています。
【差別の禁止】創業時から軽作業は全て障がい者施設に優先発注を行う事で日頃から従業員が障がいのある方とのつながりがある環境になっています。
【働きやすい労働環境の整備】コンピューターシステムに投資を続けることで業務の改善、顧客には16時以降は翌日手配であることをWeb発注システムで表示などにより、競合他社が行っている翌日配達を止めることで業務処理担当の残業が飛躍的に減少しました。(月間残業時間30時間超⇒1時間前後)又、有給休暇の取得は創業時から概ね100%になっています。 -
地域社会への配慮
全国車いす駅伝競走大会など、障がい者スポーツを支援
【地域への参画】
①障がい者スポーツを中心として支援活動を行っています。特に全国車いす駅伝競走大会、日本パラアーティストスイミングでは大会回数と金額を合わせて、コロナ禍で大会が中止になっても協賛を継続しています。
②障がい者施設ではオリジナル防災用品の制作、データ入力作業など軽作業等で可能なものはお願いしています。
③現在でも東日本被災地、熊本地震被災地に継続訪問から得られた情報を学校、地域でのイベントなどで多くの人に伝える活動(無償)を行っています。
④内閣府(防災担当)と災害への備えのコラボレーション事業にも取り組みます
https://www.bousai.go.jp/kantou100/sonae.html
【その他】地域の人たちが交流できる場として京都市内の町家を無料開放を行った実績から、現在は京都府宮津市に「リゾートオフィス・丹後由良交流拠点」として京都市など都市部の人と地域の人が交流する場として開放、イベント等を行っています。 -
環境(未来の社会)への配慮
オフィス防災用品「そのまま持ってけBOX」を開発
【温暖化対策・2050年CO2排出量正味ゼロへの取組】
①文房具などのオフィス用品販売では、環境に配慮した商品の販売、希望される顧客にはエコ商品の購入実績を毎月提供しています。
②オフィス防災向けに開発した防災用品の収納箱「そのまま持ってけBOX」では、広島平和記念公園に世界中から届く折り鶴を再利用した紙を日本で最初にBOX活用しました。再利用の過程では広島の障がい者施設、京都の障がい者施設の就労支援につながっています。BOXは平成30年度「京都エコスタイル製品」として旧、(一社)京都産業エコ・エネルギー推進機構から認定されました。
【情報開示】
「社員でつくる動画」として2016年8月から平日休むことなく配信(1728回/2023.9.22現在)を続けています。内容は商品紹介だけではなく社会貢献活動、社内行事など幅広い内容になっておりSNSを活用して広く情報開示を行っています。企業公式のX(旧、twitter)のフォロワーは現在68,000人。