「なんも1000」初企画。Casieさん・画箋堂さんを訪問しました!
今年度から始動した、「これからの1000年を紡ぐ企業認定」の認定企業が集まるコミュニティ「なんも1000」。
初企画である第1回認定企業交流会が9月25日に開催され、有限会社 画箋堂さん、株式会社Casieさんを訪問させていただきました!
「なんも1000」の立ち上げからご一緒いただいている有限会社シサム工房 村上雅敏 さんにご協力いただき、レポート記事を作成しました。

第1回はエリアを絞って、“五条河原町”界隈にある2つの認定企業を訪問することに。
これまで認定企業の方々からいただいていたご意見の中で多かった、
お互いの事業のことをもっと知りたい
今度は飲みながら話すのもいいね
認定企業を見学してまわりたい
という声を全て盛り込んだ、欲張りな企画&交流会になりました。
まずは、同じエリアにありSILKともつながりの深い、株式会社ウエダ本社さんの拠点「TRAFFFIC」に集合。
utena works事業部を担当されている林 菜摘さんから、ウエダ本社さんの“はたらく”と“いきる”がつながる社会をつくる取り組みについて、お話を伺いました。
そして、株式会社Casie 代表取締役CEO 藤本 翔 さん、有限会社 画箋堂 代表取締役 山本修三さんから、それぞれの会社を紹介していただきました。

ここから2班に分かれて、実際の現場を訪問。
商品管理はどうしてるの?
プロモーションの方法は?
次から次に質問が飛び交って、話題が尽きません。webサイトを見れば事業内容はある程度わかるけれど、
なぜ、こんな事業をしているのか?
どんな想いで始めたのか?
そうしたストーリーを知ることで、抱く印象が変わりますし、関心もぐぐっと深まっていきました。
画箋堂さんもCasieさんも、アートにまつわる事業を展開されています。芸術系の大学がいくつもあり、アートに関心がある若者が集まっているまち、京都。
今の芸術大学の課題や、アートの市場があまりにも小さい日本の現状についても教えていただきました。一方で、京都に日本の絵を買いに来て、現代画家の絵を買っていかれる海外の方々が増えているというお話も。
江戸時代中期の画家、伊藤若冲の絵にも使われていた顔料を見せていただいたりと、京都という土地で育まれて来た事業活動を感じることができました。

Casieさんで絵を購入された方から「額を付けたい」とのご要望があり、画箋堂さんに連絡したらすぐに額縁を持って来てくれたというお話も。ご近所さんならではの微笑ましいエピソードに、場が和みます。
「認定企業の皆さんがどんなことをしているのか、現場を訪問してリアルな話を聞いてみたい!」というところから始まった企画ですが、それぞれの事業の背景に、対話からしか知りえない豊かなストーリーがありました。
本当に貴重で、とんでもなく面白い大人の社会見学となりました!
会社訪問の後は、同じく認定企業のTERA Energy 株式会社さんが運営する京町家「ソイコレ」へ。この日訪れた全ての場所が、歩いて移動できる範囲内にあるというコンパクトさが、京都ならではだなと感じます。

テラエナジーの東ゆかりさんに事業紹介をしていただき、交流会がスタート。認定企業同士、お互いの活動への興味と敬意があふれる、温かい交流の場でした。
「これからの1000年を紡ぐ企業認定」認定企業のコミュニティ「なんも1000」は、これからも、おもろい仲間を増やしておもろいことをやっていきます。
次の企画は2026年3月頃の開催を目指して企画中です。認定企業の皆さま、次回もよろしくお願いいたします!
企画・運営: 株式会社アイビ建築 佐名田さん / 株式会社アグティ 十時さん / 株式会社マザーハウス 永田さん / 有限会社シサム工房 村上さん / 株式会社おいかぜ 園田さん / SILK 中村
協力: 有限会社画箋堂 / 株式会社Casie / 株式会社ウエダ本社 / TERA Energy株式会社
