これからの1000年を紡ぐ企業認定

[社会・地域貢献部門]

2023年度認定

株式会社山本清掃

代表:山本 智也

株式会社山本清掃

環境に優しい廃棄物処理を行い、循環型社会の実現をめざす

古着リユース・リサイクル工場の開設、工場リニューアルによる再資源化率の向上など、循環型社会の実現に取り組んでいます。古着を義援金にかえるプロジェクトも開始。また、地域の小中学生の環境学習を受け入れ、SDGsについての学びを提供しています。

次世代を担う人たちへのメッセージ

常に世の中で必要とされる仕事と役割!喜んでもらえる仕事を一緒にやりませんか

「日本のきれいを創る」私たちは、きれい創造企業として産業・文化の発展を支え、日本の環境を守ります。世の中で不要とされるものに光をあて、新たな価値「きれい」を創ることを通じて、社会に貢献します。
この京都から一緒に環境を守る仕事であなたの力を発揮してください!

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  • 経営理念

    「日本のきれいを創る」

    私たちは、きれい創造企業として産業・文化の発展を支え、日本の環境を守ります。世の中で不要とされるものに光をあて、新たな価値「きれい」を創ることを通じて、社会に貢献します。

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  • 社会課題の解決

    クリアセンターをリニューアルし、再資源化率を大幅に向上

    私どもは、廃棄物全般の運搬・処理を主たる業とし、京都市内最大級の産業廃棄物中間処理工場を備えております。廃棄物処理を確実に行うことが社会の公衆衛生を守るためのライフラインであり大切な取り組みであると考えております。社会インフラに携わる事業者として、より効率的で環境に優しい廃棄物処理を行い・生活に欠かせない環境活動を広めていく市民の皆様の安全と健康を守るために、たゆまぬ業務の遂行に取り組んでいます。

    ── どのような取組をしていますか?

    創業以来取り組んできた廃棄物の収集運搬・処理。京都の公衆衛生を守るための仕事を使命として捉え、75年間この業を行って参りました。社会情勢の変化により求められる処理方法も変化し一般廃棄物に限らず産業廃棄物や再資源化のリサイクル品なども増え、古着リユース・リサイクル工場「京丹波ウエス」を開設し京都市内から集められる繊維リサイクルを推進致しております。

    ・本社工場の施設増設による再資源効率向上:クリアセンターをリニューアルし、再資源化率を大幅に向上させ、最終処分3分の1コスト削減を達成致しました。廃プラスチックの選別・破砕を行うことで効率的にサーマルリサイクル用原料として利用しております。 ・小中学校の生徒、高校生、また京都市民の皆さんを対象に環境学習や施設見学の機会を設けております。JICAの要請で海外行政マンの視察、研修会の機会も設けております。

    ── どのような成果が生まれていますか?

    安定的な廃棄物収集運搬が行え、京都市民、企業の皆さんの要請に対応できたと自負しております。ただ、時代が進む中で廃棄されるごみの量や質、廃棄方法やリサイクルなどの進化もありますので、まだまだ設備・車両への投資、人材の確保、処理方法の研究などが、私どもに求められるものと思います。
    これからも循環型社会の実現に寄与し顧客(排出者)の要望にお応えできるようにサービス内容の拡充・人員の強化・回収車両の増車・処理施設の拡充を行い、環境負荷の低減に直結する廃棄物処理の意識が変わるよう、啓蒙・啓発活動に努めて参ります。

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  • 従業員・顧客・取引先への配慮

    充実した人間関係を構築するように学びを充実させています

    〇組織体制の強化…組織体系を従業員に明示し指示命令系統を徹底するように定期的にミーティングを行っている。

    〇ステークホルダーとの対話…ステークホルダーになりうる直接的な顧客及び間接的な顧客に対しても必要な情報開示を積極的に行っている。

    〇差別の禁止…平成17年以降、高齢者3名・聴覚障がい者1名の雇用を開始。その後もハローワークを通じて求職する高齢者を積極的に雇用、京丹波ウエスもあわせ知的障がい者・精神障がい者を最も多い時期には10名以上を雇用し京都はあとふる企業に認定されています。

    〇労働安全衛生の徹底…月に一度、労働安全衛生委員会を開催し各部門の委員が参加。ヒヤリハットの共有や危険な事象について話し合いを行っています。また月に一度、運転業務に当たる従業員に安全運転講習会を実施。定期的に外部コンサルの講習も行っています。

    〇働きやすい労働環境の整備…健康経営優良法人の認定を取得、障がい者・高齢者の働きやすい環境は従業員全体に対して労働環境整備が行われるものと考えております。

    〇人材育成…能力開発につながるように外部の人事考課システム制度を拡充することで社内の評価に偏りが出ないように努めています。また重機・車両の免許資格取得を促し幅広い業務ができるよう従業員の成長を促しています。また外部自己啓発セミナーに推薦・参加して頂くことで充実した人間関係を構築するように学びを充実させています。これらを積極的に推進しています。

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  • 地域社会への配慮

    古着を義援金にかえる「みんなの着もちプロジェクト」

    〇地域への参画…定期的な地域清掃活動はもとより、草津みなと鱧(はも)海道祭りの清掃・整備活動や、大規模災害時の災害ごみの撤去作業や復旧作業を行って来ました。また古着を義援金にかえる「みんなの着もちプロジェクト」を東日本大震災の翌年から開始。現在もその取り組みを継続しています。
    https://www.yamamoto-mrc.co.jp/blog_old/sb2/?p=14969

    〇小中学生等の環境学習の受け入れ…環境学習を行う小中学生・修学旅行で京都を訪れる高校生などの環境学習を、伏見区本社に来社頂き、SDGsカードゲームやSDGsを交えた環境に関する話を行っています。

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  • 環境(未来の社会)への配慮

    祇園祭のゴミ回収や清掃活動、東本願寺の万灯会や行事などの支援活動を行っています

    ISO14001を取得しています。温暖化対策に寄与するために、業務用トラック等は運転日報でエコドライブを推進。ふんわりアクセル・スピードの出し過ぎなどをGPSドライブレコーダーやクラウド式デジタルタコメーターで管理をしています。弊社の本業である廃棄物の適正管理・適正処理を行い、顧客の皆様にも啓蒙・啓発を行っております。上記3でも述べました来社した生徒学生の皆さんへの環境学習、こられた方々へのプレゼンテーションができるように従業員への教育を行っています。

    文化の継承などについて、祇園祭のゴミ回収や清掃活動に従事、また東大谷会に所属し東本願寺の万灯会や行事などの支援活動を行っています。また寺町周辺の行事支援を長年にわたり行って参りました。

    情報の開示についても上記記載の通り、コンプライアンスを重視し業務の状況を開示して参りました。創業以来75年、これ以降も京都市民の皆様へコンプライアンスを徹底した業務を通じて信用・信頼いただけるように努めて参ります。

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