これからの1000年を紡ぐ企業認定

2024年度認定

京都エレベータ株式会社

代表:田中 陽一

京都エレベータ株式会社

業界の未来を支える技術と教育

エレベーターの保守・点検を通じて安全な移動空間を守りながら、業界の技術者育成にも貢献しています。自社開発の省エネ制御プログラムで電力使用量を削減し、持続可能なメンテナンスを実現。エレベーター学校の設立に向けて、動画配信などを通じ業界全体の技術向上にも取り組んでいます。

次世代を担う人たちへのメッセージ

自分の手で未来を拓く仲間を待っています

京都エレベータ㈱は、「会社はそこで働く人々のもの、だからみんなでよい会社を作ろう」を基本にエレベーター技術はもちろん働く事・生きる事を全社員で共育し合い、人に必要とされ、地域に必要とされる企業の担い手として成長でき、自分の夢を実現できる会社です。

理系でないと仕事が出来ないのではという学生さんの声が多いのですが、入社してからの教育研修等で、いろいろな技術・資格取得を学んで行きますので問題ありません。男性・女性・理系・文系に関係なく、エレベーター等の機械に触れてみたい・設計をしてみたい・ものづくりをしてみたいという思いのある方はぜひお待ちしております。

皆さん、ものづくりの楽しさ、人間の成長を感じられる楽しさ、働く仲間と喜び合える楽しさをあなたも味わってみませんか。又、次の時代をあなたの手で支えてみませんか? それが叶う会社です。
皆さんにお会い出来る事を楽しみにしています。

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  • 経営理念

    ①私達はお客様第一主義を貫き、24時間対応の技術サービスを通して「安全と安心」を守り社会に貢献します。
    ②私達は自己啓発を進め、お互いの成長を願い、働き甲斐のある企業風土を作ります。
    ③私達は技を磨き、知恵をしぼり、熱意を持って行動し、目標に向かい限りなき挑戦を行います。

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  • 経営理念に基づいて、具体的に取り組んでいること

    「安全と安心」を守るために、自社での教育体制を確立

    経営理念に「安全と安心」を入れるに至った経緯は、東京で発生したエレベーター事故から社会がわが社に求められていることを明確に表す必要があると考え追加しました。閉鎖的な業界でその「安全と安心」を守るためには自社での教育体制を確立する必要性があり、今まで技術者が持っていた知識や経験を見える化し共通教科書を作成して社内で展開し若年者に対しての育成を行える体制を作りました。
    お客様の「安心・安全」を守るために必要なエレベーターの保守メンテナンス業務においては、エレベーターに必要な電気理論・機械理論・製図・シーケンス(図面)や法定検査に必要な建築基準について、自社での教育プログラムを取り入れ、教育を受けた社員が日々現場にて作業を行なっております。
    その後は自社だけでなく一般社団法人日本エレベータ保守協会で加入同業者へ研修会を開催し業界全体の底上げへつなげ継続しています。座学だけではなく自社の工場での実機を使った実技も含めて今後も昇降機に携わる人材への教育を進め、自社の社会的使命を働く人へ伝えていけるように進めています。

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  • 今後のビジョンや展望など

    エレベーター学校の設立をめざして

    エレベーター学校を設立
    ①機械整備業の中でエレベーターを専門に習得できる学校がない。
    メーカーはメンテナンス技術を自社以外に教えることはないので昇降機を学ぶ機会や場所がない。これは全国的にも同じことが考えられるので自社を起点に全国から受入れ育てられるようにしていきたい。

    ②労働人口が減っていく中、技術者の獲得が困難と予想されるので、採用を視野に入れながら教育をする。
    自社の技術レベル向上を目的として起こす行動で業界をも巻き込んで新しい分野の事業を作り上げたい。
    自社で働く社員が高齢化していく中、今までの経験や知識を教える先生として現場に出るのが厳しくなる年齢から、定年後も継続的に働ける環境づくりも視野に入れて進めています。

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  • 取り組みにより、どのような社会的インパクトを起こしてきましたか

    動画配信が工場見学につながっています

    エレベーターのメンテナンスはメーカーでしか行えないと思われている業界で、どのような仕事なのか?我々に社会が何を求められているか?を考えて動画配信を行っています。エレベーターに関する疑問や質問、自社の考え方や取り組み等々を自社の社員が撮影から編集、配信までを行いたくさんの方々に見ていただけるようになりました。その中で仕事内容やエレベーターに興味のある方々から工場見学を依頼され未来の働き手になりうる子供たちやメンテナンスを切り替え検討されているお客様に実際にわが社を見てもらい自社及び業界の認知機会を増やしています。

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  • 今後のビジョンや展望により、どのような社会的インパクトが期待できますか

    教科書の作成、動画配信チャンネルの開設など、業界全体の底上げを行っていきます

    学校の施設として城陽工場を建設し、エレベーター維持管理に基づく教科書の作成を行いました。エレベーター保守協会での講師、動画配信チャンネルを開設し業界全体の底上げ、認知機会の創造を行ってきました。
    世界的に半導体をはじめとする電子部品等の材料不足に陥り製品の仕入れが滞る中、自社での技術力を生かし自社のプログラムで動く制御盤の制作をはじめとし、既設のエレベーターのハード部分はそのままに自社のプログラムで稼働するソフト部分を入替え、どのメーカーにも対応できるようにしました。そのソフト部分の機材は汎用性の高い機材で作りあげるので自社だけではなく他社でも継続的にメンテナンスできるように考えています。
    これらの取組をはじめ、エレベーターの学校の設立など自社だけでなく、業界全体の発展に役立つと感じています。

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  • 従業員・顧客・取引先への配慮

    周りを応援する風土を形成しています

    エレベーターをご利用されているお客様へ24時間・365日安全と安心を提供できるよう、専門部署には教育プログラム制度を導入し新入社員から取り組んでいます。
    入社後に必ず第2種電気工事士の資格を取得できる仕組みもあります。前年入社の先輩社員から資格取得に向けて教えてもらい、次年度は次の社員へ教えることで継続した学びの時間、周りを応援する風土を形成しています。
    エレベーター学校の取り組みでは、高齢の技術者を学校の教師にすることで第二の活躍の場を提供しています。
    2019年から健康経営優良法人認定に取組み連続認定を果たしています。労働環境の整備として時間単位有給休暇付与の導入をし、病院や行政手続きの時間に利用してもらっています。

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  • 地域社会への配慮

    道路の清掃活動を週1回実施しています

    本社事務所周りの道路の清掃活動を週1回実施しています。                               城陽工場では、毎年城陽市消防署の新人研修の一環としてエレベーター構造・救出に関しての講習を行っています。

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  • 環境(未来の社会)への配慮

    KES・環境マネジメントシステムに取り組んでいます

    2004年からKES・環境マネジメントシステムに取り組んでいます。
    現在、環境管理重点テーマとして取り組んでいます。
    ①エレベーター内照明LED交換の推進、②希少植物の生息域外保全活動、③エコキャップ活動
    自社で開発したプログラムで更新したエレベーターはインバーター制御や照明LEDかを図り消費電飾の削減、また、汎用性の高いものを使用することで部分取替を可能にして先に出る廃棄物の量も削減に寄与しています。

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