これからの1000年を紡ぐ企業認定

[社会・地域貢献部門]

2023年度認定

株式会社DELICEキョウト

代表:西田 圭太

株式会社DELICEキョウト

竹林キャンプやカレー店を通じて、地域資源の魅力を発信

高齢化と後継者不足による放置竹林の増加を受け、竹林の新しい活用方法を模索しながら、地域コミュニティの活性化に力を入れています。竹林キャンプの企画や、筍農家の事業承継を行う一方で、地元の特産品である柿を使用したカレー店「柿とスパイスカレー」を運営しています。

次世代を担う人たちへのメッセージ

「叶えるのは難しいよね」から「どうすれば叶えられるだろう」へ

やり方の「正解」を取っ払ったところから、新しい商品やサービスを生み出しています。

生産者・消費者・地域それぞれが、様々な形で豊かさを感じられるように、私たちは活動しています。

商品開発や新しいプロジェクトを考え始めると、ワクワクすると同時に、当然壁にぶち当たることもあります。
例えば、「竹林キャンプ」や「京都Bamboo プロジェクト 2023」などは、農地を使用するため、いくつかの難題を抱えていました。それらを少しずつクリアしていくために、5W1Hで問いを持ち、考え、アイディアを出し、対話をして、実行する事ができました。
私たちの中から答えを導き出して、新しいものを生み出す。
そうすることで、私たちの心が豊かになり、周りの豊かさにも繋がると考えています。
DELICEキョウトの取り組みや理念に共感してくださる方がいましたら、あなたの「叶えたい」を是非お聞かせください。

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  • 経営理念

    「竹林のあたらしいカタチ」をキーワードに、後継者不足・規格外の廃棄問題などに取り組みます

    「竹林のあたらしいカタチ」をキーワードに「京都竹林未来計画」と題し、放置竹林/後継者不足/規格外の廃棄問題/地域活性の課題解決に取り組んでいます。自身が小売業と生産者の両方であるからこそ見えてきた地域課題である放置竹林を、人が集まるコミュニティの場として活動の中心とし利用することで、後継者不足や規格外の活用、地域活性のために活動しています。生産者、消費者、地域それぞれが様々な豊かさを感じられるように活動することを大切にしています。

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  • 社会課題の解決

    放置竹林を人が集まるコミュニティとして食や農業を発信する場所とし、地域の課題解決につなげる

    弊社が解決しようとしている地域課題は高齢化と後継者不足による放置竹林の増加です。取り組みを始めたきっかけは自身が生産者をしている中で、高齢化や後継者不足の問題により筍が生産されなくなった竹林が西京区で増加していることです。西京区の現状として家族経営が多いため、雇用するにあたって十分な給料を支払うことが難しく、安定した雇用につながらないことが放置竹林の増加につながっています。そこで弊社では、放置竹林の新しい使い方を考え始めました。放置竹林を人が集まるコミュニティとして食や農業を発信する場所とし、地域の課題解決につなげることができるよう弊社の取り組みが見本の一つになればと考えいます。

    ── どのような取組をしていますか?

    竹林キャンプの実施、規格外の活用により課題の解決に取り組んでいます放置竹林を整備した場所の使い方として学校、地域団体や企業向けに竹林キャンプを提案し、実施しています。ここでは、放置竹林の竹を切り出して様々な用途で使用することで、実践型のSDGs教育を行っています。例えば、ワークショップとしてその竹を器にしてキャンプでの食事に利用したり、薪にした竹を着火剤として利用したりしています。そして、竹林キャンプを行う際は放置竹林問題について話す時間を設け、参加者が地域課題を知るきっかけづくりをしています。また、規格外の活用として、加工品の販売や開発した柿チャツネを使用したスパイスカレー店「柿とスパイスカレー」を運営しています。自分自身が規格外の食材を活用してカレーとして提供することで、規格外でも十分収入につながる可能性があるということを伝えています。このように、規格外の活用方法を広めていくことで農家の新たな収入源につながり、それが放置竹林の問題解決にもつながると考えています。

    ── どのような成果が生まれていますか?

    地域社会への影響として、竹林キャンプの実施や「柿とスパイスカレー」の運営によって、放置竹林や西京区の農業の現状を知ってもらうきっかけとなりました。
    竹林キャンプの取り組みでは、参加していただいた方から「竹を身近に感じることができ、放置竹林に興味を持った。竹林の良さを感じることができた。」という意見を実際にいただきました。ワークショップで作成した器を持ち帰り、日常的に使用している方もいました。また、器の色が薄くなってきた時に再度ワークショップに参加したいという声も届いています。実際に竹林で活動し発信することにより、同じ理念を持っている地域の団体に、将来生産者になる可能性がある子供たちへの教育の場として提供することにつながりました。「柿とスパイスカレー」の運営では、規格外を使用したカレーを提供することによって、「普段市場に流通している食材と味は変わらない」という意見をいただき、見た目は違っても皮を剥くと規格品と変わりないことや、生産にかかる手間暇は同じであると言うことを実感していただくことができたと思います。

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  • 従業員・顧客・取引先への配慮

    食や農業に関わる仕事をする人の数を増やすことを目指しています

    竹林イベントを通して参加者に農業に関わる体験を提供しています。具体的には放置竹林より切り出した竹のワークショップや、地元食材を使用した料理体験を提供することによって、参加者の方々に食や農業に関わる仕事をする人の数を増やすことを目指しています。また学校や地域団体をターゲットに、竹林キャンプ課外授業を行うことで子どもたちが農業について学ぶ場所を提供し、高齢化や後継者不足の一助となれるよう活動しています。

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  • 地域社会への配慮

    西京区の特産品である冨有柿を使用した柿のチャツネのカレーを販売

    竹林イベントでは、地元の食材や規格外品を使用した料理体験や竹のワークショップ、地元の生産者の話を実際に聞いてもらう体験を通してSDGsについて考えてもらう機会を提供しています。
    また、弊社では「柿とスパイスカレー」というカレー店を経営しています。このカレー店では、西京区の特産品である冨有柿を使用した柿のチャツネのカレーを販売しています。お店で使用している素材も地元の食材にこだわり、地元特産品の認知度向上及び地産地消を推進しています。また、竹林無料解放などのイベントも計画しています。このような取り組みを実施することで地域コミュニティの活性化に取り組んでいます。

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  • 環境(未来の社会)への配慮

    「ゼロのものに価値をつける事ができる」ということを発信

    カレー店では、規格外品である冨有柿をチャツネにし使用したカレーを提供しています。規格外品を活用することで、「ゼロのものに価値をつける事ができる」ということを発信し、農業や食に関わる人の新たなモデルケースになるべく活動しています。また、イベントでは食材の提供や体験を通して地元の規格外の野菜を使用することで食品廃棄ロス問題なども知ってもらえるきっかけ作りをしています。
    また、放置竹林より切り出した竹をキャンプ内での器や薪として利用することで、SDGs的な観点からも地域に貢献しています。

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