SILK流!プレミアムフライデー インタビュー企画【第18回】大原直子さん | 株式会社日本の窓

ワークとライフをバリっと分けて、余暇を充実させるのも素敵ですが、イキイキできる好きなシゴトを通して人生を充実させ、充実した人生をまたシゴトに活かしていくことで、色とりどりの社会をつくる、という生き方をSILKは応援しています。

毎月のプレミアムフライデーに「ワークライフミックス」の生き方を考えるきっかけにしてもらえたらと思い、2017年2月より毎月、インタビュー記事を掲載しています。

第18回目は、第三回これからの1000年を紡ぐ企業認定の認定企業であり、「日本文化の真髄を伝えること」がミッションの株式会社日本の窓のメンバー、大原直子さんです。旅は自分自身を見つめ直す機会であり、世界平和にもつながっていくという大原さんが実践している生き方・働き方とは。ぜひご一読ください。

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Q: どんな仕事をされているか、簡単に教えて下さい

大原: 訪日外国人のための旅行の手配をしています。主に団体旅行に関しての手配全般(ホテル、レストラン、交通機関、アクティビティなど)を行っています。手配に関しては基本的に国内の取引先とやり取りするので日本語ですが、海外の旅行会社からのリクエストで手配を行うため、メールないし電話やスカイプなどで英語を日々使います。また手配だけではなく、こちらから要望に応えられるような提案を行ったりもします。会社は京都にありますが、日本国内全般にわたって手配を行うので自分が行ったことのないような場所もたくさんあるのですが色々下調べをした上で提案できるように心がけています。

Company trip

Q: 仕事している時と生活している時、共通して大切にしていることは何ですか?

大原: なるべくレスポンスを早くすること、誠実に向き合うことを日々、心がけています。誠実な姿勢でいることは信頼関係を築く上で一番大事だと思います。日頃、メール中心でなかなか顔の見えないクライエントと接するので、時差があってもレスポンスを早めに誠実に対応することで信頼を勝ち得るように心がけています。それはプライベートでも同じことが言えるのではないでしょうか。
また、常にアンテナを張って新しいものを取り入れるようにしています。私自身が好奇心旺盛なので新しい発見をすると進んで試してみたり、その情報を他の人と共有したいという想いが仕事に結びつくと感じています。
あとは何にでも楽しむ姿勢で取り組むようにしています。オフィスでも様々な国籍のスタッフと働いていてお客様も外国人ということで異文化に常に触れている状況のため自分と異なる意見、主張に囲まれることも多くストレスに感じることも少なくないのですが、そこで自分の意見に固執するのではなく相手を受け入れることで自分とは違う発想があるのだなとポジティブに捉えるように心がけています。「当たり前」という概念を外すと視野が広がる感じがします。

Working1

Thanks giving day

Q: 仕事をしていて特にうれしいと思うときは?

大原: なかなかお客様と実際に触れ合う機会はないのですが、ご旅行を楽しまれた感想、またこちらが提案したことに対してご満足いただけたことを伺うと手配冥利に尽きます。また観光地化されていない地方のありのままの姿をお客様に体験してもらえるような場所であったり体験であったりを手配した際には受け入れ先側から感謝の言葉を頂くことがあり、異文化交流が進んでいることを目の当たりにできて嬉しく思います。

Geisha night

Q: 仕事や人生を通じて実現したいことは何ですか?

大原: 旅行されるお客様だけではなく、受け入れ側の日本人の方々にも幸せを感じていただきたいです。普段わたし達が「当たり前」と思っていることが海外のお客様の目を通すことで新たな発見があり、異文化交流を通して分かり合えることは多いと思います。意外と自分のことは自分で分からないといいますが、全く新しい視点で物事を見た時に自信に繋がることもでてくると思います。
私自身も旅することは好きなのですが、毎回どこか旅行に行くと新たな発見と自分自身を見つめ直すことができます。エネルギーをチャージして日常に戻ると充実した人生になるのではないでしょうか。また旅行というのは自分の大事なお金と時間を使って自ら進んで旅に出ることだと思うのですが、海外のお客様が実際に日本に足を運び現地の人々と触れ合うことで初めて理解ができ、その土地を好きになって帰っていっていただくことで日本を身近に感じていただける。そういう体験をされる人々が増えることで平和に繋がっていくのではないか、そういったことに従事できていることに感謝しています。

Lunch2

 

 

Travel

株式会社日本の窓 代表アブラハム・ルガシさんのインタビュー記事はこちらから


[ SILK流!プレミアムフライデーインタビュー ]

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第17回: 北村記世実さん パレスチナ・アマル

第16回: 雪田恵子さん 特定非営利活動法人寺子屋プロジェクト

第15回: 小牧佐和子さん 学び場 とびら

第14回: 秋山怜史さん 一級建築士事務所 秋山立花 代表

第13回 :杉原惠さん SILKコンシェルジュ

第12回 :吉田大輔さん (株)津乃吉 代表

第11回 :篠原佑さん (株)フラットエージェンシー 営業

第10回 :田中雅大さん (株)ヘルプ

第9回 :米沢和也さん (株)アラキ工務店 現場監督

第8回 :小田起世和さん 認定NPO法人テラ・ルネッサンス

第7回 :粟坂太蔵さん 株式会社食一

大原 直子

大原 直子

京都市出身。小さい頃から海外に興味があり大学在学中にフランスへ留学。海外で生活することにより逆に日本の文化に興味を持つ。卒業後はホテル業界に就職後、2012年より株式会社日本の窓に勤務。